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泰山 2007.03.19更新
中国道教の聖地泰山は、済南、泰安歴成長清の2市2県にまたがり、標高1524mの、中国五大名山のひとつに数えられている。
古代中国人は東を万物交代、初春発生の地と考えており、泰山が東岳にあたるため、需山として崇めてきた。歴代阜帝が、山頂で天を祀り(封)、山麓で地の神を祀った(禅)儀式、「封禅の儀」を行ったた山でもある,文化財も多く残り、山麓の岱廟から、東端の碧霞祠まで占建築群が続く。岱廟の正殿は宋時代の1009年に創建された。東西49m、南北奥行き18m、高さ22mの大宮殿で、何度も火災で焼失し、現存のものは清時代の1668年に再建された。殿内の北、東、西3面に宋代の壁画がある。東岳泰山神の出巡から帰還まで場面を描いた「東岳大帝敬蹕回鑾図」で、全長62m。岱廟は北京の紫禁城の大和殿、曲阜孔廟の大成殿と並ぶ、中国三大宮殿のひとつ。泰山は登山口から山項まで7000段の石段が続く。出所:中国世界遺産「泰山」
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