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馬家浜文化 2007.03.18更新
【和:ばかひんぶんか】 |
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新石器時代>馬家浜文化
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馬家浜文化(B.C.5000~B.C.4000)
揚子江下流、太湖の周辺の、後の良渚文化と同一の地域に分布しています。土器は紅陶が主で、縄紋がなくなり、鼎が出現しました。玉器の装飾品も出土しました。また、蔓の繊維を使った織物のクズが発見され、夏用の下着・ふきん(『周礼』掌葛・『説文解字詁林』)と思われます。羅という特殊な織り方で、山形や菱形の紋様(『文物資料叢刊』・『中国紡織科学史(古代部分)』)があります。河姆渡文化の発展したもので、北陰陽營文化に継承(南京博物院「江蘓呉県草鞋山遺址」『文物資料叢刊』1980文物出版社・姚仲源「二論馬家浜文化」『中国考古学会第二次年会論文集』1982 文物出版社・羅家角考古隊「桐郷県羅家角遺址発掘報告」『浙江省文物考古所学刊』1981 文物出版社)されます。
馬家浜遺跡は、浙江省嘉興県馬家浜で発見され、1959年、浙江省文物管理委員会が発掘しました。
草鞋山遺跡(B.C.4325~B.C.4000)は、江蘇省呉県唯亭鎮東北で発見され、面積は4.4 万㎡です。1972~1973年、南京博物院が2回にわたり発掘しました。馬家浜文化・崧澤文化・良渚文化の遺跡です。 出所:小林松篁
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