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太陽神鳥金箔飾 2007.04.05更新

太陽神鳥金箔飾

【和:たいようしんちょうきんはくしょく
【中:Tai yang shen niao jin bo shi
殷・周時代>太陽神鳥金箔飾  

商晩~西周時代 前14~8世紀
2001年/成都市金沙遺跡出土
金製/外径12 5cm、内径5 3cm、厚さ0 02cm、重さ20g
成都市考古研究所蔵 

図案は12本火炎をもつ太陽を四羽の鳥がめぐっている。0.2mmの薄い金箔は、漆器などに貼り付けた装飾だったのだろう。太陽の図案は、三星堆祭祀坑出土の大型神樹(一号神樹)、太陽形器などにも取り入れられている。たま、火炎をもつ太陽は、金沙遺跡出土の青銅立人像が頭上に戴く冠の形と似ている。三星堆や金沙遺跡では太陽の祭りが重要な意味をもっていたようだ。2005年8月16日、中国国家文物総局は四川省成都市金沙遺跡に出土された「太陽神鳥金箔節」デザインを「中国文化遺産」シンボルと選びました。出所:「金沙」

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