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祭祀人物座像 2007.05.21更新
【和:さいしじんぶつざぞう】 |
【中:Ji shi ren wu zuo xiang】 |
殷・周時代>三星堆遺跡|青銅器>祭祀人物座像
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青銅、高15.6cm 底径9.8cm
三星堆博物館
最下部にあるのが三星堆文化の青銅器造形の中で山を表す独特の形である。この山の頂上にひざまずいた人物は三星堆(三星推)王国の祭旭活動に専門的に従事した人間であり、彼が両手を挙げて「尊」という供献用器を大事そうに頭上に乗せている。そして、その尊の上にはさら「山」を表す部分があり、その上は欠落している。山を祭るということは三星堆精神文化の中でかなり重要な位置を占めており、文化圏の中心であった成都平原の西側に聳え立つ岷山山脈が民族発祥の地であり、精神的なよりどころでもあったと見られている。したがって、こうした山の頂上にひざまずいて祭祀に専念する姿は、山岳信仰の民族にしては当然の姿といえよう。出所:「三星堆」
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