考古用語辞典 A-Words

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ひざまずく人物像 2007.05.23更新

ひざまずく人物像

【和:ひざまずくじんぶつぞう
【中:Gui shi ren wu xiang
殷・周時代>三星堆遺跡|青銅器>ひざまずく人物像

青銅、高13.3cm、 幅5.5cm
三星堆博物館
 角の立つような冠をかぶり、右足を曲げて膝を地面につけるような姿勢をし、両手を下腹部に当てて瞑想にふける格好である。服装は前開きで腰に布帯を巻いている。出土した当時、顔に着色があり、藍色の顔、朱の唇、黒の眉毛と目玉だったが、漆による眉毛と目玉だけがいまでも黒色を残している。この人物は祈りを捧げるポーズをとっていると見られ、祭司と活動に参加した人々の姿を具体的に示す。これを裏付けるように、玉璋に刻まれた祭祀活動の場面にも同じような姿勢をとる人物が認められている。出所:「三星堆」

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