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尊(三星堆遺址) 2007.05.23更新
青銅、高31.6cm、口径34.0cm
三星堆博物館
尊とは、祭儀の場で酒をいれておく容器をいう。口頚部にはラッパ形に対き、3条の凸線をめぐらせる。肩部は3カ所に牛頭をつけ、肩の上面には龍が変形した夔龍文をほどこしている。腹部は直線的にたちあがり、上層には雲雷文、下層には饕餮文がある。圏足には、上端の三方向に方形の孔があり、中間は饕餮文で飾り、下端近くには6カ所にちいさな円孔がある。この円孔はほかに例がない。器面に朱を塗った痕跡がある。二号坑出土の尊の中ではもっとも型式のさかのぼるものである。出所:「三星堆」
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