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獣面乳釘紋銅方鼎 2007.07.15更新
【和:じゅうめんにゅうていもんどうほうてい】 |
【中:Sou mian ru ding wen tong fang ding】 |
殷・周時代|青銅器>獣面乳釘紋銅方鼎
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殷(商)
1974年河南省鄭州市張寨南街出土
青銅
高さ100cm、口辺60.8cm(縦)・62.5cm(横)、重さ86kg
河南博物院
殷(商)代中期の都とされる鄭州商城の窖蔵(穴蔵)から発見された方鼎で太くて短い足一対の耳が口縁上についている。鼎の厚さは以外と薄く、口縁上の両耳は外面を欠いた中空になっている。4本の足の内部も中空で饕餮文と3本の弦紋で飾られている。各面の左右両端と下縁に沿って、乳釘文帯がつき、器の上段には饕餮文帯が乳釘文帯を断ち切るようにめぐっている。腹部と足には煤がついており、長期にわたる使用の痕跡を残している鄭州商城付近からは青銅器を埋めた窖蔵が3カ所発見されているが、その性格については、祭祀説、財産隠匿説などがある。出所:「世界四大文明・中国文明展」
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