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人面紋銅方鼎 2007.07.16更新
【和:じんめんもんどうほうてい】 |
【中:Ren mian wen tong fang ding】 |
殷・周時代|青銅器>人面紋銅方鼎
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殷(商)
1959年湖南省寧郷県黄材出土
青銅
高さ38.5cm、口辺23.7cm(縦)・29.8cm(横)
湖南省博物館
何といっても特徴的なのは腹部の4面に人面が浮き彫りにさオとている点である。鼎の胴部に人面を飾った青銅器は他に類例がないが、人面には本体どのような意味がこめられていたのだろうか。人面の耳の上には雲文を飾り、下には爪丈を飾る。器の耳の外面には簡略化した夔龍文を飾り、足には饕餮文と4本の弦文を飾る。湖南省では、山麓付近の窖蔵(穴蔵)に、単独で埋まっている青銅器が多く発見されており、特殊な祭祀を行った政治的な集団の存在を想起させる。内側には「大禾」の銘があり、洞庭湖周辺を支配していた集団に関係する名称かもしれない。出所:「世界四大文明・中国文明展」
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