考古用語辞典 A-Words

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龍虎戦壁・牛郎織女図石棺蓋 2007.07.19更新

龍虎戦壁・牛郎織女図石棺蓋

【和:りゅうこせんへき・ぎゅうろうしょくじょずせきかんがい
【中:Long hu zhan bi niu lang zhi nu tu shi guan gai
秦・漢・三国|彫刻・書画>龍虎戦壁・牛郎織女図石棺蓋

後漢
1973年四川省郫県新勝郷出土

縦69cm、横227cm、厚さ25.2
四川省博物館
かまぼこ状の石棺の蓋いっぱいに、龍と虎が、壁を中央に相対している。龍は東方を司る神で、陽の力を、虎は西方を司る神で、陰の力を象徴している。壁は万物の力の源を表している。この時代にすでに流行していた七夕伝説の主人公である牽牛と織り姫が、まさに会おうとしている様子が描かれる。牽牛・織り姫は中国の28宿(星座)の中の二つであり、青龍と白虎も東方と西方の星座である。まさに天文を描いた図柄である。七夕伝説と陰(虎)と陽(龍)のエネルギーが一体化した描写は、あの世での男女の出会いと子孫繁栄を意味している。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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