考古用語辞典 A-Words

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陶家犬(イヌ) 2007.07.20更新

陶家犬(イヌ)

【和:とうかけん
【中:Tao jia quan
秦・漢・三国|陶磁器>陶家犬(イヌ)

前漢
1998年陝西省咸陽市陽陵帝陵陪葬坑出土
陶製
長さ30㎝、高さ18㎝
陝西省考古研究所
陽陵の陪葬坑からは多くの動物俑が出土している。動物俑には鮮やかな彩色が施され写実的である。漢代の家畜は馬・牛・豚・犬・鶏の六蓄に代表されるが、皇帝の陵墓にこうした家畜俑が陪葬されたのは、平和で豊かな景帝の治世を象徴している。陶家犬は丸まった尾は、従順さをしめしている。陶狼犬に比べて家畜化が進んでいる。犬の家畜化は古く、漢代では農家や豪族の庭に番犬として飼われていた。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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