考古用語辞典 A-Words

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昇鼎図画像磚 2007.07.23更新

昇鼎図画像磚

【和:しょうていずがぞうせん
【中:Sheng ding tu hua xiang zhuan
秦・漢・三国|金・玉器>昇鼎図画像磚

前漢
河南省新野県樊集吊窖24号漢墓出土
陶製
長さ120cm、幅34.5cm
河南博物院
橋の下に2艘の小舟が浮かび、舟上と橋の上の人物が水中の鼎を引き上げようとしている。傍らには引き上げ用の紐を噛み切ろうとする龍がいる。『史記』によると天下統一後の巡行で彭城(今の徐州)を訪れた始皇帝は、周の鼎の一つを泗水で発見し、引き上げに千人を動員したが、失敗した。周の権威の象徴の鼎を入手できなかったという事件は、反始皇帝伝説として秦に征服された東方地域で積極的に伝承されていった。同様のモチーフは、後漢時代の画像磚石に多く描かれている。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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