考古用語辞典 A-Words

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陶撃鼓説唱俑 2007.07.24更新

陶撃鼓説唱俑

【和:とうげきこせっしょうよう
【中:Tao ji gu shuo chang yong
秦・漢・三国|陶磁器>陶撃鼓説唱俑

後漠
1957年四川省成都市天廻山山土
陶製
高さ55cm
中国歴史博物館
右手にばち、左手に鼓を持つ。楽人がかぶる爵弁をつけ長ズボンをはいているが、上半身は裸で、素足、腕には飾りというちぐはぐな姿そのものが、笑いを誘う。満面に笑みを浮かべ、鼓を打ちながらおもしろおかしく話をしているようである。上半身裸の太鼓をもった説唱俑は四川省を中心に出土しており、漢代の陶俑では珍しく表情が豊かである。なお、雑技画像磚に、女性の舞に向かい合って、ばちを持ち鼓を叩くものがおり、同じような芸人を描写したものと思われる。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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