考古用語辞典 A-Words

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神獣紋玉樽 2007.07.24更新

神獣紋玉樽

【和:しんじゅうもんぎょくそん
【中:Shen shou wen yu zun
晋・南北朝|金・玉器>神獣紋玉樽

後漢~西晋
1991年湖南省安郷県黄山頭林場南禅湾(劉弘墓)出土

高さ10.5cm、口径10.5cm
湖南省博物館
樽とは酒を入れておく容器で、ここから柄杓で酒をくみ出す。樽の上段には、龍・虎・螭とともに仙人や西王母が、下部にはそれらが相対して戦っている様子が浮き彫りされ、3つの足は熊をかたどる。この樽は、西晋の荊州刺史・劉弘の墓(光熙元年/306年死去)から出土した。にぶい白色の工玉質や、描かれた浮き彫りの題材から、後浅時代の作と考えられている。当時の神仙思想の流行を物語る遺物である。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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