考古用語辞典 A-Words

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奕棋仕女図絹画 2007.07.28更新

奕棋仕女図絹画

【和:えききしじょずけんが
【中:Yi qi shi nu tu juan hua
隋・唐・五代|彫刻・書画|絹・衣類>奕棋仕女図絹画

武周(長安2~4年/702~704年)~唐(天宝年間/742~756年)
1972年新彊ウイグル自治区トルファン市アスターナ187号墓出土

縦62.3cm、横54.2cm 
新彊ウイグル自治区博物館
画面には碁を打つ女性と対局者の婦人(残片)が描かれている。図中の女性は髪を高く結い上げ、額には花鈿を付け、頬に赤く紅を塗っている。春秋時代には登場していた囲碁は、六朝時代になると書・画・琴と合わせて貴族が嗜むべき四芸の一つとなった。それまで17条17路であった碁盤は、隋唐時代には現在と同じ19条19路になった。唐代には、囲碁の才能で官吏に採用する制度もあり、一般庶民や、朝鮮・日本にも広まった。この「奕棋図」には、囲碁や喫茶など唐代貴族のトレンドが描かれている。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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