考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

托盞高足玻璃杯(受皿付) 2007.08.05更新

托盞高足玻璃杯(受皿付)

【和:たくせんこうそくがらすはい

【中:Tuo zhan gao zu bo li bei

秦・漢・三国|石器・ガラス>托盞高足玻璃杯(受皿付) 

後漢時代
1957年広西壮族自治区貴県東郊漢墓出土
ガラス
杯 口径6.4cm 足径5.3cm 高さ8.4cm
受皿 径12.4cm高さ2.4cm
全体の高さ9.2 cm
広西壮族自治区博物館蔵
全体に透明で少し淡青色を帯びる。細かな割れ目模様が一面に出ている。受皿と足付杯の二つの部分に分かれる。高脚杯は直口、口縁部は少し外に広がり、腹中部は外に出ていて、二本の線文の線文を廻らす。腹下部は丸く、内側にすぼまり、下は円柱形の柄と圏足である。受皿は広口、平底、内底に円圏文があり、同心円の磨痕がある。鋳造により成形されたものであると思われる。カリウム珪素ガラスで、中国で作られたものであろう。出所:『中国の金銀ガラス展』

関連情報

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.