考古用語辞典 A-Words

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鉄銭(8枚) 2007年09月09日(日)更新

鉄銭(8枚)

【和:てっせん
【中:Tie qian
宋・遼・金・元>青銅器>鉄銭(8枚)

西夏

直直径2.3cmと2.5cmの2種
1980年内蒙古自治区達拉特旗監店出土
内蒙古文物考古研究所蔵
西夏王朝は大量に鉄銭を鋳造してその西部の辺境地域に流通したことがある。蒙古のジンギスカンが西夏を征服したとき、西夏軍が全域にわたって崩潰し、金銭や布帛や物品を地下の穴倉に隠した。ここから出土した鉄銭は全部で約1100kg、数にして約23万枚、その内「天盛元宝」2千余枚と「乾祐元宝」が2万余枚ある。その中には、平銭と折二銭との2種類があり、小さな平銭は一文、折二銭は二文のねうちがある。出所:『敦煌・西夏王国展』図録

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