考古用語辞典 A-Words

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白地黒掻落し牡丹文扁壺 2007年09月11日(火)更新

白地黒掻落し牡丹文扁壺

【和:しろじくろかきおとしぼたんもんへんこ
【中:
宋・遼・金・元>陶磁器>白地黒掻落し牡丹文扁壺

西夏
陶器
高33.3cm、腹径32cm、口径9cm
1984年寧夏回族自治区海原県収集
寧夏海原県文化館蔵
真直ぐを口、口縁は広く、片側に錐刺文がある。頸部は短く、丸い胴部は扁平で、底とつながって一つの円をなしている。縁の周囲に堆文が一周し、上部近くに対称に耳孔がついている。器体の表面全体に黒釉が施され、光沢が美しく、釉下には黒掻落しによって白地を出し牡丹の黒花文が浮き出ている。造形が精緻で美しい。素地は硬い。この種の磁器の残片が寧夏の霊武県磁窯堡西夏窯址から大量に出土していることから、当地で焼かれたものと推定される。出所:『敦煌・西夏王国展』図録

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