西夏
陶磁器
高7.3cm～8cm、口径12cm～12.6cm、圏足内深さ2.3～2.6cm
1986年寧夏回族自治区霊武県崇興堡西夏窖蔵出土
寧夏博物館蔵
3点ともすべてラッパ状に広くあいた口、胴部は深く、高い圏足がつく。器胎は比較的薄く、白釉がかかる。釉の純度は低く、砂粒を含んでいる。圏足には釉を施さず素地が露出している。内1点の胴部は青い線で馬や葉の文様カが描かれている。1点の圏足はラッパ状を呈す。このたぐいの磁碗を宋代の有名な窯産品と比較すると、磁質から造形に至るまで、明らかに独特のものがあり、西夏の民間で用いられた典型的な磁器である。出所：『敦煌・西夏王国展』図録

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