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明器 2007年09月25日(火)更新
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【中:Ming qi】 |
基本用語>明器
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陶磁器の用語ー器形・用途
古代中国では、死者を葬るさいに特別にさまざまのものを作って墓におさめた。これを神明の器、明器といった。新石器時代にすでにその例があるが、段周時代以後非常にさかんになり、各種の材質の明器が製作された、秦始皇帝陵の兵馬俑や銅車馬などはめざましい例である。漢時代には陶磁器の明器がいろいろつくられ、加彩や緑釉・褐釉でいろどった大小のものがある。陶磁器としては、普時代の古越磁とよぶ青磁の明器、唐時代には唐三彩の明器が名高い。宋代以後木や紙で明器をつくることがさかんになり、その風習はしだいに衰えた。各時代の明器は当時の風俗・生活を示すものが多く、興味深い。
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