考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

壺2(龍山文化) 2007年10月02日(火)更新

壺2(龍山文化)

【和:つぼ
【中:Hu
新石器時代|陶磁器>壺2(龍山文化)

新石器時代・龍山文化・前2500~2000年頃
1979年山西省襄汾県陶寺3015号墓出土
土製、彩色
高18.5cm、口径17.1cm
中国社会科学院考古研究所蔵
 顔料を塗ってから焼いた土器を彩陶と呼ぶのに対し、焼いた土器に顔料を塗る技法を加彩あるいは彩絵という。加彩された顔料は剥がれやすい。加彩は主に墓に納める土器に施される装飾技法である。 
 本作品は、赤、黄、白、青などの顔料を加彩した土器である。歪みがなく、稜が鋭い。おそらくロクロを使って整形したのであろう。紋様の意匠はなかなかに凝っており、彩色は丁寧で美しい。出所:「中国国宝展」

関連情報

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.