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大甸子遺跡 2007年10月04日(木)更新
【和:だいでんしいせき】 |
【中:Da dian zi yi ji】 |
新石器時代 >大甸子遺跡
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内蒙古自治区赤峰市敖漢族に所在する夏家店下層文化の遺跡。夏家店下層文化は新石器時代後期の文化で、内蒙古自治区東部や遼寧省に分布する。この文化には土塁を巡らした集落址が多く知られているが、大甸子は、平地に土塁を築いた、その典型的な例の1つで、土塁と環濠によって囲まれた集落址は7万m2に近い面積を持ち、この地域の中心的な集落であったと考えられている。集落址の北側には墓地があり、804墓の墓が発掘された。見事な彩色で飾られた土器や中原の二里頭文化に似た土器が発見され、耳飾りなどの金器や杖の頭部と考えられる小型の銅器も少数出土している。また卜骨も出土しているが、これは大甸手に限らず、夏家店下層文化の遺跡でときおり発見されることがある。 出所:「中国国宝展」
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