青銅
高18.7cm
1989年江西省新干県大洋洲出土
商時代・前13～11世紀
江西省博物館蔵
　一鋳で鋳造された冑。正面に饕餮紋を飾る。後頭部に筒状のものがあるが、おそらく装飾のための羽根などを差し込んだと思われる。後ろの部分には、繊維の付着したところがあるが、包んでいた布の一部が残ったのであろう。この冑は、商代後期の安陽殷墟侯家荘西北岡1004号大墓の南側裏道で100個体以と出土した胃とよく似ており、そのような胃を模倣したものと思われる。 出所：「中国国宝展」

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