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方爐 2007年10月11日(木)更新
青銅
高17.8cm、横幅11.9cm
1976年陝西省扶風県荘白村出土
西周時代・前10世紀
周原文物管理所蔵
器体は2つの耳のある方形の鼎のような形を呈し、下部は方形で底があり、そこで火を燃やして上の食物を温めることができる。 上の部分の四隅に後ろを振り返った姿の獣が付けられ、下部では嘴と耳のある烏頭をもつ1本足の怪物が4匹で器体を支えている。下部の正面は門扉の形になっており、開閉することができる。そこには片足の短い人物が付けられている。古代中国では、足切りの刑罰を受けた者を門番にする風習があった。この人物はその受刑者を表わしており、このような装飾はほかにもいくつかの青銅器に見られる。 出所:「中国国宝展」
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