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史牆盤 2007年10月11日(木)更新
【和:ししょうばん】 |
【中:Shi qiang pan】 |
殷・周時代|青銅器>史牆盤
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青銅
高16.2cm、口径47.4cm
1976年陝西省扶風県荘白村出土
西周時代・前10世紀
周原文物管理所蔵
盤とは水を受ける器である。豊の子で恭王時代の人と考えられる史牆が作らせたもの。盤の外壁には鳥の紋様、圏足には窃曲紋が施されている。内側に284字に上る長文の銘が記される。西周の武王から恭王に至る歴代の王の事績を称え、併せて史牆が属する微一族の歴史を述べている。微氏は祖先が微の地に住んでいたことに出来する名である。高祖の子である烈祖微史は商が滅ぼされたのちに周の武王に仕え、武王は周公に命じて彼に土地を与えさせたという。銘文の最後は史牆の自賛と求福の言葉で終わっている。 出所:「中国国宝展」
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