玉
長約180cm
1993年山西省曲沃県晋侯墓地8号墓出土
西周時代・前8世紀
山西省考古研究所蔵
　晋侯墓地からは数多くの青銅器、玉器が発見されたが、特に玉器は被葬者の身体の上全体にかけられていた。新石器時代の良渚文化の墓からは玉琮などが百点以上発見される場合があるが、これはおそらく玉には身体の腐敗を止める働きがあると信じられたからであり、この西周時代にもほぼ同じ観念に基づいて玉器が副葬されたものと思われる。これは漢代にも続いており、満城漢墓などから出土する玉衣も同じであろう。 出所：「中国国宝展」

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