新石器時代　
高10.7cm 口径14.5cm 腹径11.8cm 底径8cm　重737g
1954年晋寧県石寨山新石器時代遺跡出土
雲南省博物館所蔵
　食物を盛る器で，胎土に砂を混じえる灰色土器。焼成にムラがあるため，色調が均―でない。手捏ねによる成形で，胎土は水漉しされておらず，少量の巻貝の貝殻粉が含まれており，粗質である。口縁部は開き，胴部はわずかに張り出し，底部は余り平担でない。内外面とも小さい凹点がはっきりとみられる。器形にややひずみがみられる。滇池地域新石器文化に典型的な器種である。これは滇池地域青銅器文化第一期の墓でも多数発見されている。出所：「雲南博物館青銅器展」

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