考古用語辞典 A-Words

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禽獣文錦 2008年01月13日(日)更新

禽獣文錦

【和:きんじゅうもんにしき
【中:Qin shou wen jin
晋・南北朝|絹・衣類>禽獣文錦

北涼

残長94cm 幅25cm 
1972年吐魯番阿斯塔那出土
新疆維吾爾自治区博物館蔵
 これは,北涼の敦煌太守且渠封戴墓(455年)出土のもの。三重経の平地経錦で、織耳がついている。青色の地に紅,黄,藍,赭などの色の経糸で文様が織り出され,文様は複雑で,主文はあい対する禽獣文と獣面文である。経の色糸を区分けして用いる織法でつくられ,毎区は三色になっている。錦面全体はととのっており,絢麗なものである。これはきわめてまれに見る錦織といえる。出所:「シルクロード文物展」

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