考古用語辞典 A-Words

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乾隆皇帝 朝服像    2008年02月09(土)更新

乾隆皇帝 朝服像

【和:けんりゅうこうていちょうふくぞう
【中:Qian long huang di chao fu xiang
明・清|彫刻・書画>乾隆皇帝 朝服像

乾隆期
画面:縦220cm 幅183cm
  清朝第四代目の皇帝で名は愛新覚羅・弘暦である。世宗の第四子として康熙五十五年(一七一一)八月十三日に雍和宮に生まれ、二十五歳で帝位を継いで在位すること六十年であった。
年号は乾隆(一七三六~一七九五)で、その子である嘉慶皇帝の即位後は太上皇帝となった。 嘉慶四年(一七九九)、 紫禁城内養心殿に歿した。享年八十九歳、東陵の裕陵に葬られた。
この大幅に描かれた画像は乾隆元年のもので、内廷の院画家による肖像である。容貌と服飾部分はそれぞれ別の二人の画家による。「御容」(容貌をいう)画はあくまでも写実の真逼感がなければならず、服飾も典章に定められた制度に符合していなければならなかった。いずれの皇帝の朝服像画にも画家の落款はしるされていない。画像の上端に「八徴耄念之宝」、「五福五代堂古稀天子之宝」、「太上皇帝之宝」の印文をもつ印がある。出所:北京「故宮博物院展・紫禁城の宮廷芸術」1985-85

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