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岳陽楼図 2008年05月18日(日)更新
【和:がくようろうず】 |
【中:Yue yang lou tu】 |
明・清|彫刻・書画>岳陽楼図
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清代「金陵八家」の絵画
西暦17~18世紀
龔 賢筆,絹本・水墨
縦281.0cm 横240.4cm
龔賢,字は半于,またの字を野遺。号は半畝,晩年に紫文人と称した。江蘇崑山県の人。明の万暦46年(西暦1618年)に生れ,清の康熙28年(西暦1689年)に歿した。南京清涼山麓に寓居した。龔賢は写実を重んじて独特の風格が有る。構図においては形にとらわれず,「奇」を強調したが,一方では画面の調和にも心を配った。熟達した筆法で重墨を好んで用い,厚みの中に明暗の変化を示した。龔賢は優れた多くの作品の外に絵画理論をも残している。
岳陽楼は現在の湖南省洞庭湖畔に在る。この絵は,楼上から果てしなく波濤の続く洞庭湖の壮観を眺望したもので,龔賢の最大の作である。出所:『南京博物院展』1981
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