考古用語辞典 A-Words

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伏龍観-都江堰     2008年05月29日(木)更新

伏龍観-都江堰
【和:ふくりゅうかん】
【中:FuLongGuan】
面白テーマ|>伏龍観-都江堰

 伏龍観はまたの名を老王廟、李公詞、李公廟とも称され、呼名は、李冰という人が孽龍を降伏させる伝説に出来した。離堆というところの上に建てられた、重厚な屋根を頂いた3ブロックの殿は、山の斜面に沿つて配置されている。前殿に陳列されている1974年外江水門建設当時、河床から掘り出された李冰の石の彫像は、高さは2.9mで、重さは4.5トンに達する。彫像は東漢の霊帝初年(167)に彫られたもので、今日まではすでに1800年以上の歴史がある。中国に現存する最初の円形の石の彫像として極めて大切にされている。後殿に陳列されているのは都江堰灌漑区の電動模型である。伏龍観左側は宝瓶口にあたるところで、最高所には観瀾亭と呼ばれる東屋がある。2層8角形の建物で、そこに立って目をやれば、魚嘴、索橋、岷江の激流と西嶺雪峰が楽しめられる。出所:中国世界遺産「青城山ー都江堰」

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