考古用語辞典 A-Words

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楽山大仏彫刻芸術     2008年06月04日(水)更新

楽山大仏彫刻芸術
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 仏教の教義によれば、仏とは「覚」の意で、自覚、他覚と覚行円満の意も含めるという。それで、仏像は傑出した外形を持たなければならない。仏典の32相80種の規定と『造像量度経』の要求によつて、仏像の頭、顔、鼻、口、目、耳、手、足などの外形は、凡人と違う特徴を備えなければならないと記している。楽山の大仏は、それに基づいて開鑿したのだ。
仏像の精円形の頭ときれいな顔には、男性の威厳さと女性の優しさが融合され、慈悲深さと衆生をあまねく済度する信念を現している。その逞しい肩、突き出た胸、豊満で長い両腕は、極まりない力を見せている。大仏の頭に大きい髷状のこぶが生えており、普通の人間に有り得ないものだ。それは、阿弥陀仏の偉大さを体現し、仏様の極まりない仏法を象徴している。目的は、この並ならぬ外観によって、仏教の教義を具象化させ、人々に崇拝させる偶像を樹立することにある。出所:中国世界遺産「峨眉山と楽山大仏」

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