考古用語辞典 A-Words

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小甗  2008年08月25日(月)更新

小甗
【和:しょうげん
【中:Xiao yan
春秋戦国|青銅器>小甗

青銅 
通高20.7 甑口径13.4 盉口径5.4 重1.6kg
1976年中山王墓出土
 煮炊器。 国王のために食物を蒸した小型器で, 盉と甑(こしき)から成る。盉は三本の蹄形足に, 小平底, 円鼓腹,丸肩,小口で頸部は垂直。両肩に鋪首を持ち,前面の肩に羽を広げた鳥形の注ぎ口を持つ。注ぎ口には蓋が付き,蓋頂に環が付く。そこから延びた細い鎖が鳥の胸部につながる。甑は口縁が反り返り,腹部はやや張り出し,平底で圏台を持つ。腹部上方に凸弦文が一周し, 両側面に鋪首(環をくわえた獣面)を持つ。底部には円形の蒸気の孔が開いている。出所:「中山王国文物展」-中国戦国時代の雄 

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