考古用語辞典 A-Words

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鳴鏑 2008年12月16日更新

鳴鏑
【和:めいてき
【中:Ming di
宋・遼・金・元|青銅器|>鳴鏑


10点
長約10.8cm
1954年内蒙古昭鳥達盟赤峰大営子遼駙馬贈衛国王墓出土
鳴鏑(なりかぶら),前端に鉄製の鋒刃があり,左右に分かれて,双翼形を呈する。分かれず扇形の鋒刃のものもある。刃の後ろに鉄製の鋋(こみ,矢柄につぐ部分)がある。身は骨製で一般に葫蘆形か三稜形をし,鋋が貫き通る。葫蘆形のものは,両面中部に対称的に斜めの孔が4つあり,三稜形のものは,三面の中部にそれぞれ一つの斜めの穴があり, 3つの稜角に鉄の方形の鋲釘が1個ずつ打たれている。 鳴鏑は矢に付けて発射し,普通信号や警報を発するために使う。出所:中国内蒙古北方騎馬民族文物展
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