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琉璃滴水(軒かわら) 2008年12月17日更新
元
長21.5,幅10 cm
内蒙古錫林郭勒盟正藍旗元上都遺跡出土
元上都宮殿建築遺物.上都城は元王朝の副都で,当時,政治,経済,軍事,文化の面で重要な地位にあった都市である。遺跡から見ると,元の上部は外城,皇城,宮城と関郊の部分から全体が成り,規模は宏大で壮観であった。遺された遺跡遺物は元上部の建築構造と特徴の研究にとって欠かすことのできない実物資料である.
ほぼ三角形を呈し,上辺はくぼんだ弧形,下部の両辺は連弧文が組合わされ下にとがる。辺縁は緑釉を施し,内は半浮き彫り黄釉の水波文。この三角滴水は元代に流行した形式。出所:中国内蒙古北方騎馬民族文物展
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