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白釉象嵌鳳凰文枕 2008年12月27日更新
【和:はくゆうぞうがんほうおうもんちん】 |
【中:Bai you xiang qian feng huang wen zhen】 |
宋・遼・金・元|陶磁器|>白釉象嵌鳳凰文枕 |
「張家造」、「至和三年」銘
磁州窯
北宋時代・1056年
高さ:168cm
五角形の高い台の上に如意頭形の枕面のつく陶枕。褐色の胎土に白い化粧土を施したのち、黄味を帯びた透明釉がかけてある。枕面には羽を広げた鳳凰と唐草の文様が飾られ、白化粧を施された如意頭部裏面と台座の側面にも唐草文が同様に刻まれている。器底は白化粧や褐色の胎土が入り混じり大理石様を呈す。枕面の文様はまず鋭い刃物で線彫りし、白化粧した後それをふき取っており、褐色の素地に白い文様が象嵌された特徴のある装飾技法になっている。器底部には短冊形の枠内に「張家造」の銘と枕面上部裏側には「至和三年」の銘が刻印されている。同じような銘の入った磁州窯の陶枕が可北省磁県窯址から発見されている。出所:中国陶磁の至宝-デイヴィッド・コレクション
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