考古用語辞典 A-Words

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青磁刻花花唐草文瓶 2008年12月29日更新

青磁刻花花唐草文瓶
【和:せいじこっかかからくさもんへい
【中:Qing ci ke hua hua tang cao wen ping
宋・遼・金・元|陶磁器|>青磁刻花花唐草文瓶

「宣徳七年」銘
龍泉窯
明時代・1432年
高さ:44.2cm
口縁がわずかに開いた筒形の長い頸と卵形の胴の大型の瓶。裾部に鎬道弁文、胴部に牡丹唐草文、肩に蓮弁文、頭部には蕉葉文と短冊形の枠の中に献納名が素地に彫られている。このタイプの瓶は、寺院に献納されたものとされているため「テンプル瓶」として知られており、主に龍泉窯と景徳鎮窯で生産された。素地は薄い灰白色で明るい灰黄緑色の半透明釉がかかっている。この釉は伝統的な龍泉窯の釉よりも透明度が高いため銘と文様がはっきりと見えるが、これは焼成温度が高いと釉は透明のガラス質になるためである。
宣徳七年七月吉日(1432年)、天師府用にこれを造る出所:中国陶磁の至宝-デイヴィッド・コレクション
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