考古用語辞典 A-Words

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白地紅被騎馬人物文大瓶 2009年1月11日更新

白地紅被騎馬人物文大瓶
【和:はくじこうきせきばじんぶつもんたいへい
【中:Bai di hong bei qi ma ren wu wen da ping
明・清|石器・ガラス|>白地紅被騎馬人物文大瓶

乾隆年製銘
18世紀
高27.4cm
素地の透明ガラスには無数の気泡と白い斑点状の物質が混在している。この種のガラス素地は、スノーフレーク・ガラス(snowflake glass)と称され、故意にではなく、偶然に18世紀の中国で製せられたものとされている。このスノーフレーク・ガラスに透明度のある銅赤ガラスが厚く被せられているが、この銅赤ガラスにも無数の気泡が認められる。側面の文様は、岩山に城郭がみえ、城壁に林立する鉾と風になびく旗がレリーフ状に彫られしている。近景に松の木など三種の樹木を配し、騎馬の武人が長刀を振って戦っている。高台は肖り出しで、裏面には稚拙な文字で「乾隆年製」とある。後世の彫りであろう。出所:清朝のガラス1644-1911R・Hクラーグ・コレクションサントリー美術館
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