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高山族貝衣 2009年1月17日更新
【和:こうざんぞくかいい】 |
【中:Gao shan zhu bei yi】 |
面白テーマ|絹・衣類|>高山族貝衣 |
貝衣は高山族の珍しい,貴重な服装である。それは襟なしの前合わせに着る袖なし,ボタンなしのもので,背には小さな銅の鈴をつけ,内側に赤い線の入った麻布が裏打ちされている。表面は,貝殻をみがきあげてつくった何万という小さな白い貝ビーズを数珠つなぎにし,それを縦横の方形にして縫製する.紅白のはっきりした非常に美しい,手のこんだ,ゆったりした着物で,高山族独特の民族色ゆたかな服飾芸術であるといえよう.
中国の古文書『禹貢』に,「島夷は卉服(草織の着物)にたて,篚(円形の竹製の容器)をさげ貝を織る」とあるのは, こうした貝衣をさすものと思われ,かつて高山族の酋長や族長の礼服であった。出所:中国民族服飾1981
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