柯爾克孜族服飾　2009年1月18日更新

柯爾克孜族は人口9万7千人あまり，そのうち78パーセントは新疆ウイグル自治区西南部の克孜勒蘇キルギス自治州に集中している。残り少数が北新疆の特克斯，昭蘇，額敏県および黒竜江省富裕県に散居している．
キルギス族の服装は，男性は「袷絆」（向かい衿の長衣）をはおり，縁を巻いた高い皮帽かフェルト帽をかぶる。 女性はワンピースの上に黒いベストを重ね，頭巾をかぶる．未婚の娘は自分で刺繍をしたきれいな帽子をかぶる。帽子のてっぺんには小さな房をたらし， なかなか酒落ている．
かつて，服装は貧富の差がはなはだしく，牧畜民のほとんどはボロボロの服をまとい，一年四季を通して，皮の服とズボンを着用し，夏になっても単衣に着換えることができなかった．いまは牧畜民の物質的な生活条件も大幅に改善され，みな布で仕立てられた衣服を着るようになった。コールテンの衣服を好んで着る人もあり，毛織物を着る人も次第にふえた。出所：中国民族服飾1981
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