考古用語辞典 A-Words

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大篆・籀文 2009年2月27日更新

大篆・籀文
【和:だいてん・ちゅうぶん
【中:Da zhuan・Zhou wen
彫刻・書画|基本用語|>大篆・籀文

中国全土を統一して小象を制定する以前の、戦国時代の秦国で使用されていた書体をさす。春秋戦国時代のは、西周王朝の跡地でもある四川省近辺で興った国であったため、西周時代の金文を引き継いで発展した。その代表的な遺品とされるものに「石鼓文」NO.4)がある。 一方、籀文は西周時代末期、宝王の時の太史籀という人物が作ったと伝えられるが、石鼓文が西周時代に作られた籀文の遺例であるとされてから同一の書体と見られるようになった。しかし伝説の範囲を出るものではなく、また確実な資料もないため、現在では大篆の流れを汲む文字であろうと考えられている。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006
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