考古用語辞典 A-Words

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真弓紙・檀紙 2009年3月1日更新

真弓紙・檀紙
【和:まゆみのかみ・だんし
【中:Zhen gong,tan zhi
彫刻・書画|基本用語|>真弓紙・檀紙

真弓紙は、ニシキギ科のまゆみが原料という説がある。「正倉院文書」の天平十五年(七四三)が初出で、天平感宝元年(七四九)には麻紙、梶紙、式紙、敷紙とともに「更別真弓紙十三張」とある。しかし同文書の天平宝字二年(七五八)「東大寺写経所符案並東寺奉写経所案草」を最後に、その後あらわれない。まゆみを繊維原質とする「まゆみのかみ」は、天平時代に始まりかつ終わったとみられる。後世、楮を原料として漉かれた厚く、白く、やわらかな紙を真弓紙・檀紙と称するようになった。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006
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