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曹全碑 2009年3月7日更新

曹全碑
【和:そうぜんひ
【中:Cao quan bei
秦・漢・三国|彫刻・書画|>曹全碑

(「因」字不損本)
一帖
紙本墨拓
縦28.0 横16.0
後漢時代・中平二年(一八五)
上海博物館(沈同樾氏寄贈)
 この碑の正式な名称は「漢郃陽令曹全碑」という。碑文は王敝等が曹全の功績を記したもので、後漢、中平二年に刻された。明の万暦初めに、陝西省郃陽旧城で出土し、現在は西安碑林にある。碑陽は二十行、一行四十五字。これは明代の拓本で、一行目の最後の「因」字が未損である。拓本の紙墨はともに精彩があり、古い装訂も完好で「海内の孤本」と称されている。冊後に沈樹鏞による清の同治四年(一八六五)に書かれた跋がある。
 「松沈沈氏所蔵金石」(朱文)「樹鏞之印」(朱白文)「鄭斎金石文」(白文)「沈樹鏞同治紀元後所得」(白文)の印が押されている。曹全碑の書は、秀美流麗で瀟洒なたたずまいを称され、『礼器碑』とともに隷書の正則とされている。  出所:書の至宝-日本と中国2006
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