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行書杜甫秋興詩巻 2009年3月12日更新

行書杜甫秋興詩巻
【和:ぎょうしょとほしゅうこうしかん
【中:Xing shu du pu qiu xing shi juan
宋・遼・金・元|彫刻・書画|>行書杜甫秋興詩巻

趙孟頫
 一巻
紙本墨書 縦二三・五 全長二六一・五
元時代・至元十九年(一二八二)頃
上海博物館(沈同繕氏寄贈)
 この巻は、杜甫の秋興詩八種を書いたもので、尾題に、「この詩は私が四十年前に書いたものだが、人々はこれをみてそれを信じようとしない。子昂重ねて題す。至治二年(一三二二)正月十七日」とあることから、書かれたのは元初の至元十九年前後、趙孟頫(一二五四~一三二二)二十八歳頃の作であることが分かる。用筆の細やかさと、端正なたたずまいの中に、潤いと勁さをあわせもった結体は、神気が充実した美しさを感じさせる。
 趙孟頫の書法は東晋の「二王」を宗とし、各体に通じて一代の気風を開き、世に「趙体」と称された。また、画にも長じていた。出所:書の至宝-日本と中国2006
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