花瓶（34）　2008年04月14（月）更新

ヨハン・レッツ・ヴィトゥヴェ
クラーシュテルスキー・ムリーン（クロスターミューレ）
形：1890年頃， manuf.no.1741／I
装飾：1899年， rubhl PhAn（）ncn Gre 7993
署名：底部にエングレーヴィングで会社のマーク（交差する矢）
高さ14.1cm
西ボヘミア美術館，プルゼン
製造者から1907年に取得
　無色ガラス，ルビー・レッドの被せガラス，櫛目状装飾，虹彩。
この花瓶は"フェノメーン″ガラス（現象ガラス）の装飾効果の特質をはっきり表わしている。輝く虹彩の装飾とくすんだ地の対比にそれがみられる。また，この花瓶は，1907年，マックス・シュパウンによってブルゼンの装飾美術館での新たな美術工芸展覧会のために選ばれ，そして寄贈された，代表的なガラス・コレクションに属している。出所：『ボヘミアのアールヌーヴォーグラス展』Bohemian　Art Nouveau　Glass