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伽倻山海印寺(韓国世界遺産) 2009年3月22日更新
通度寺(トンドサ)、松広寺(ソングワンサ)とともに、韓国三大名刹のひとつに数えられる海印寺(ヘインサ)は、伽倻山(カヤサン)の南麓にある.802年に創建され、『八万大蔵経』を有するため法宝寺刹の別称がある.
海印寺の所蔵する『八万大蔵経』と、それを収める大蔵経板庫はともに巳1国宝である.大蔵経は仏教の経典、理論書などを結集したもので、大蔵経の経板は、仏教を国教とした高麗王朝が、13世紀の大元とウルス(モンゴル軍)の侵入という国難を、仏の力を借りて克服するために発願、15年の歳月を経て完成させたもの。経板は済州島(チエジュド)などの白樺が用いられた.経板l枚は縦約24cm、横約70cm、薄く漆が塗られ14字詰24行の経文が、板の両面に刻出されている.全部で8万258枚、それで八万大蔵経という。校倉造りの板庫の床は板を敷かず、木炭と石灰、塩を重ねた盛り土で湿気を調節する工大がなされている。出所:世界遺産の旅
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