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ルアン・プラバンの町(ラオス世界遺産) 2009年3月23日更新

ルアン・プラバンの町(ラオス世界遺産)

【和:ルアン・プラバンのまち
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ルアン・プラバンの町(ラオス世界遺産)

タイ族の一派であるラオ族は、14世紀初め頃までに、メコン川流域にいくつもの首長をおく小国を形成していた.1353年、ファグーム王はそれらを統一し、ラオス最初の統一王家であるランサン(百万頭の象の意)王国を建国した。ランサン王国は、現カンボジアのクメール王国からの影響を受け、仏教国として繁栄していく。ファグーム王は、クメールの首都アンコールから、多くの僧侶や職人を迎えた.スリランカからは大きな黄金の仏像(プラバン仏像)を請来し、その仏像の名にちなんで、都をルアン・プラバンと名づけた。1560年にセータティラート王が都をヴィエンチャンに移し、18世紀に入るとランサン国王はヴィエンチャン、ルアン・プラバン、チャムパサックの3国に分裂してしまい、以後タイ、フランスなどの支配を受けることになる。第二次世界大戦後の1953年に完全独立を達成した。
ルアン・プラバンで現存する最も古い寺院は、ワット・シェントーンである.14世紀の創建で、16世紀半ばのセータティラート王のときに改築された。1796年に建立されたワット・マイ・スワナ・プーン・ラーム、通称ワット・マイは仏堂、礼拝堂、寺務所の3つの部分からなるラオスの伝統的様式の寺院建築である。仏陀の生涯や教えを説いた壁画や黄金のレリーフが、仏堂や礼拝堂の扉に残っている。 現在、古都ルアン・プラバンは旧王宮や寺院のある旧市街と、家屋の密集する新市街に分かれている。町にはラオス伝統の木造藁葺き屋根の家屋や、フランス植民地時代のテラスのある家屋、 さらに中国やベトナムの影響を受けた建物など、さまざまな様式の建造物が混在している。出所:世界遺産の旅
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