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古都アユタヤ・周辺遺跡(タイ世界遺産) 2009年3月23日更新
【和:ことアユタヤ・しゅうへんいせき】 |
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四方を川に囲まれた水の都アユタヤは、1350年から約400年間続いたアユタヤ王朝の首都として栄えた。17世紀、ナライ王の治世には、中国やペルシア、そして遠くヨーロッパ諸国とも外交関係を結び、国際貿易都市として発展を遂げた。日本からも朱印船がやってきて、最盛期には1500~1600人もの日本人が、アユタヤの町に居留していたといわれている。33人の歴代国王は神格化され、その生活は大変豪奢なものであった,しかし、1767年、ビルマ軍による侵略のため、アユタヤは徹底的に破壊され、王朝は滅亡.その当時の四肢のない石仏などが、今も残されている。1491年に建立されたワット・プラ・スィー・サンペットには、スコタイの影響を受けたチエディ(仏塔)が3基並ぶ.アユタヤ王朝時代には、高さ16mの黄金の仏像があったが、ビルマ軍に破壊されてしまった。
そのワット・プラ・スィー・サンペットと並んで重要とされている寺院は、14世紀後半に建立されたワット・プラ・マハタートである。当時は黄金色に輝いていたそうだが、これとも今では当時の面影が全く残っていない.44mもの高さを誇っていた仏塔も破壊され、木の根に挟まれた仏頭だけが当時を偲ばせる。1956年、倒れた仏塔の地下から宝物箱が発見され、現在、チャオ・サン・プラヤ国立博物館に展示されている.アユタヤの南東側にあるワット・ヤイ・チャイ・モンコンには、あぐらをかいた何十もの仏像が並んでいる,これは1357年、初代ウートーン王がセイロン留学を終えて帰国した僧侶のために建立したと伝えられる。
出所:世界遺産の旅
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