考古用語辞典 A-Words

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ボロブドゥル寺院遺跡群(インドネシア世界遺産) 2009年3月23日更新

ボロブドゥル寺院遺跡群(インドネシア世界遺産)

【和:ボロブドゥルじいんいせきぐん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ボロブドゥル寺院遺跡群(インドネシア世界遺産)

1814年、ボロブドゥルの密林の中で、巨大な仏、教建造物が発見された.安山岩を積み重ねてできたこの遺跡は、 8世紀後半~9世紀前半にかけて築かれたものと考えられている。
長い間、寺院として人びとに信仰されてきたものだが、普通の寺院と違い内部空間がないのが特徴である。遺跡の大きさは高さ35m、一辺の長さ約120m、総面積1万5000㎡にもおよぶ.基壇の上に5層の方形壇、その上に3層の円形壇がのっており、全体で9層のピラミッド状になっている.それは仏教の3界をあらわし、下から順に基壇は人間のいる欲界、その上4段は神と人間が触れあうことのできる色界、そして上部は神のいる無色界とされる.頂上ではひときわ大きいストゥーパが天上をめざす。レリーフのある壁面は1460面、納められている仏像の数は504体。寺院自体が仏教的な宇宙観を表現した曼荼羅になっている.
ボロブドゥルの東約3kmの所にはムンドゥッ寺院があり、堂内に安置された3体の石造の仏像のうち、中央の如来侍坐像は、世界で最も美しい仏像のひとつといわれている.入口の左右の内壁に描かれたレリーフは、鬼子母神と毘沙門天の図と考えられている.母のやさしさ、父の厳しさ、子どもたちのかわいらしさがよく表現されている。出所:世界遺産の旅
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