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タージ・マハル(インド世界遺産) 2009年3月24日更新
【和:たーじ・まはる】 |
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ムモール朝第5代阜帝シャー・ジャハーンが、最愛の妃ムムターズ・マハルの死を悼んで建てた白亜の霊廟。1654年の完成までに22年間の歳月と天文学的な費用を要し、ムガール帝国の国力はこれを機に傾いていった.
正門横の入口をくぐると、正面に泉水が広がる。その向こうにたたずむ霊廟は、左右対称の総大理石造りで、中央大ドームの高さは58m、四隅に高さ42mのミナレットが建つ。 タージ・マハルとは、マハルの冠を意味する.デリーのフマユーン廟で形式が確立したムガール朝の建築は、ここに頂点を迎える.
白大里石の外側の石面には黒、黄などの貴石を象嵌した装飾が施されている.設計者については諸説あり、イラン人のウスタッド・アハマッドをはじめ、イタリア、 トルコ、フランスなど多くの外国人技術者が参画したと考えられている.さらに、ヨーロッパのバロック様式の影響を指摘する説ともある.
シャー・ジャハーン帝は、タージ・マハル廟と対をなす、自分のための廟をヤムナー川対岸に建設する意向であったといわれる.しかし国庫はすでに底をついており、シャー・ジャハーンの棺はタージ・マハル廟の王妃の棺の隣に安置された.白亜の廟は、現在大気汚染による劣化の危機にある.出所:世界遺産の旅
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