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ペルセポリス(イラン世界遺産) 2009年3月27日更新

ペルセポリス(イラン世界遺産)

【和:ペルセポリス
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ペルセポリス(イラン世界遺産)

ペルシアやメソポタミアを治めていたメディア王国を倒し、紀元前6世紀にアケメネス朝ペルシアが建国された.その後1世紀の間に、古代オリエントのみならず、東はインド、西はエーゲ海、北は中央アジア、南はアフリカにまで領土を広げていった.その大帝国の第3代ダレイオス1世の命でつくられた王宮が、ペルセポリスである。建設は紀元前520年頃に始まり、約60年の歳月を要した。
ペルセポリスは、石を積み上げた大基壇の上につくられており、入口には111段の階段が設けられている。クセルクセスの門(万国の間)を入ると、人面有翼獣身像が迎えてくれる。右手の前庭奥には、ここで最大の宮殿アバダナ(謁見の間)がある.かつては四隅に塔が立ち、広間に36本、前廊と左右の側廊に36本、計72本の円柱が立っていた。今は十数本が残っているのみ.比較的保存状態がよい、アバダナの東にある階段のレリーフは、属国の使節を描いたもので芸術的価値も高い。
アバダナの東には属国の朝貢品を受け取る百柱の間が、南には王や妃の宮殿、宝庫などが配置されていた。 しかし、紀元前330年、アレクサンドロス大王の侵略による火災で炎上し、往時の姿はほとんどとどめていない。出所:世界遺産の旅
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